重いもの専門家
重量屋の仕事
重量屋とは、人力だけでは運べない、
とにかく重いものを扱う専門職を指す言葉です。
建設業界の中でも重量物を専門に扱う
重量鳶の別称として用いられることが多いです。
重量屋の仕事は誰でもできるものではなく、建設業許可の中でも「機械器具設置工事業」「とび・土工工事業」の免許が必要な仕事です。
重いものと一言で言っても、数百キロ~数百トンのものまで多岐に渡ります。我々の仕事は、様々な車両・機械を用いてそれら重量物の搬出入、据付、組立・解体までを行いますので、専門的な知識や経験が多く求められます。現場での経験が何よりも大事であるからこそ、人から機械・AIに取って代わる時代にあって、重量屋の仕事は決してなくなることはありません。
上野産業株式会社は重量物のプロフェッショナルとして、これからも重たいものと真剣に向き合い続けます。
上野産業ではこれまで多種多様な重量品を取り扱ってきました。
金庫の搬出や噴水の設置、某ビルのテナントに自慢のクラシックカーを入れてほしいといった依頼など、ご要望があればベストな方法を模索してお客様のお悩みを解決してきた実績があります。
重量物に関するお悩みがある場合は、上野産業へ是非ご相談ください。
ここからは重量屋の具体的な仕事内容をご紹介します。
お打ち合わせ・下見
重量物の運搬や据付は、重ければ重いほどやり直しのきかない、慎重さが求められる仕事です。そのため、依頼主や納入元との綿密な打ち合わせ、現場の下見などが大変重要となってきます。
上野産業では、経験豊富なスタッフが現場の下見に伺ったあと、搬出入経路や作業内容の計画をご提案させていただきます。また、場内作業や道路使用などの各種許可関係にも目を光らせ、安全かつ安心に作業を進めさせていただきます。
運搬
運搬作業においては、重量物に対応したトラックやクレーンを的確に手配することが何よりも重要となります。
当社の保有車両では対応できない重量の場合も協力会社と連携し対応します。品物の重量や形状はもちろん、運搬経路や道路状況などの事前確認も怠ることなく、お客様にとって最適な方法にて運搬します。
養生
養生作業は、重量物を扱う仕事において非常に大切な作業です。養生作業は一連の作業の中でも特に丁寧さが求められ、お客様の工場や施設内を傷付けることのないようシートやベニヤ板、敷鉄板などを用いて確実な養生貼りを行います。
養生はお客様への思いやりそのものであり、養生を疎かにする会社は信用を得ることはできないと考えています。
搬入・搬出
搬入は、荷台の品物をクレーンなどで積み下ろす作業からはじまります。積み下ろした品物はフォークリフトやローラーなどの機材を用いて、据付場所へと運びます。
狭いスペースでの作業やクレーン作業が難しい場合は、門型での吊り上げ・横倒し・コロ曳きなど多種多様なパターンで搬入作業を行います。搬入経路や条件などは現場ごとに様々ですが、長年の経験と知恵で安全第一の搬入作業を実施します。
搬出は、機械・設備のメンテナンスや更新時にご依頼をいただくことが多く、上野産業では重量物の解体から搬出、そのまま産業廃棄物として収集運搬まで行うことが可能です。
また、機械の更新に合わせて搬出と搬入もセットで対応可能ですので、重量物の出し入れを検討中の企業様はぜひ当社をご検討くださいませ。
据付
据付作業では、重量物を正確に設置するためにいくつかの工程を踏みます。位置や寸法を明確にする「墨出し」にはじまり、高さを図面に合わせるための「レベル調整」を行います。
その後、「アンカー打設」と「芯出し調整」を行います。やり直しが発生するだけで大きな時間ロスとなりますので、こうした事前の位置合わせを丁寧に行うことが非常に大切となります。
また、ほんの少しのズレが運用時の不具合に繋がりかねず、1mmのズレが1cm先では大きなズレとなる世界において、正確な位置調整は重量屋の仕事の中でも要ともいえます。
長年、試験機や医療機器などの精密機器を多く扱ってきた上野産業だからこそ、こうした一見地味にも思える作業にも細心の注意を払って据付に臨んでいます。「神は細部に宿る」という言葉の通り、大味な仕事ではなく細やかな仕事で安心の据付作業をお客様へお届けします。
続いては重量屋の仕事道具をご紹介します。
トラックやクレーン車だけではなく、ローラーやジャッキなど重量屋ならではの道具も存在します。
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